新卒で派遣社員になるってどうなの?メリットとデメリットを解説!

お仕事の悩み・疑問

この記事を書いたのは

パーソルファクトリーパートナーズ
人材採用部 担当:ねこじ


なかなか新卒採用の正社員内定が決まらない…、新卒採用のお仕事でやりたいことがない・・・、そんな悩みを抱えている就活生の方もいらっしゃるのでは?
一方で「色々な仕事を経験した上で正社員就職したい」「社風や職場環境を知ってから入社したい」と思っている方もいると思います。

様々な理由から新卒で派遣社員として働く選択を検討している方もいるかと思います。

ねこじ
今回は新卒で派遣社員として働くメリット・デメリットをお伝えします。

新卒で派遣社員になるメリット・デメリット

結論から申し上げると、新卒から派遣社員として働き始めるのは”アリ”だと思います。

最近では、雇用形態・働くスタイルなど多様な働き方が選択できるようになりました。
その中で柔軟な働き方ができる派遣社員を選択することで、自分の希望にあう働き方・生き方ができることもあります。

新卒から派遣社員になるメリット

やりたい仕事を探せる

卒業間際になっても「自分のやりたいこと・仕事にしたいこと」がわからず、お悩みの方もいるかと思います。派遣の場合、派遣会社のカウンセリングや説明会でヒアリングした内容をもとに、適性に合ったお仕事に応募できます。

さらに実際の勤務を通じて「どのような仕事なのか」「どのような業界なのか」を知ることができます。働く期間が決まっていて、いろんな職場で働ける派遣社員だからこそ、視野が広がったり、いろんな経験を積むことができるでしょう。

ねこじ
派遣を通じ様々な会社で働くことで、自分のやりたい仕事を見つけられるかもしれないですね。

業務内容が明確になっている

派遣社員として働く場合は、業務内容があらかじめ決まっています。そのため想定外の仕事が振られることはないでしょう。
もし依頼があった場合も、派遣会社に相談できます。「決められたことを一生懸命やる方が性に合う」という方にはおすすめの働き方です。

残業時間があらかじめわかる

残業の可否も事前に相談ができます。
残業ナシでの契約も可能なので、オンオフのメリハリをつけて働きたい方にはピッタリです。
残業多めでしっかり稼ぎたい方は、その旨を派遣会社に伝えると、残業が多い職場を紹介してもらえます。

派遣会社が行っている研修を受講できる

2015年9月より施行改正労働者派遣法では、派遣会社は登録している派遣社員に対してスキルアップを目的とした研修の実施が義務付けられました。

派遣社員は入社して3年間は、年間8時間以上の研修受講が必須となり、仕事上必要となるスキル習得のための研修を受講できます。
研修は派遣元である派遣会社が実施し、研修費用は無料(一部費用負担あり)、研修時間内は有給扱いとなります。

派遣会社は、派遣先企業から今どのようなスキルが必要とされているのかを理解し、スキルアップ研修を提供しています。派遣会社の研修を利用することで、効率的に学ぶことができるでしょう。

ねこじ
派遣の仕事を通じて、社会人経験を積む・スキルを習得することで、将来に繋がる働き方ができそうですね◎

新卒で派遣社員になるデメリット

メリットと同じですが、人によってはデメリットになる点があります。

月によって収入が変動する

派遣社員の給与は、時給制を採用しているケースがほとんどです。祝日が多い月や体調不良で休業した場合、月の稼働日数や時間が少なくなるため、月収額も減ってしまいます。

ボーナスがない

派遣社員はパートやアルバイトと比較して時給が高く設定されている場合が多いです。最初の数年は、正社員と手取り額が大きく変わることはないでしょう。しかし派遣社員はボーナスがないため、モチベーションが維持できないといった声もあります。

採用担当
しかし、企業によっては、ボーナスは業績によって金額がかわるなど、“必ずある”とは限りません。
そのため、毎月の手取り額の多さを優先して派遣社員を選ばれる方もいますよ。

決められた業務以外はできない

メリットで業務が明確と説明しましたが、裏を返せば決められた業務以外はできません。
もし周りの方が仕事量やトラブルで困っていても、あなたの業務外ならサポートすることはできません。
社内でマルチに活躍したい方には、少し物足りないかもしれません。

職種や仕事内容にもよりますが、正社員も派遣社員も最初の数年の年収は多く差を感じることはないでしょう。

しかし新卒で正社員入社した友人がどんどんキャリアを重ねるにつれて、派遣社員として働き続けることに不安や不満を感じてしまうこともあるようです。

雇用や収入面で不安を感じる方は、派遣を通じて様々経験を積み、自分のやりたい仕事を見つけられたら、改めて正社員として就業活動をしてみるのも良いかもしれませんね。

まわりに流されない就職活動をしましょう

新卒の正社員登用だけが、お仕事選びの手段ではありません。
様々な働き方が推奨され、ワークライフバランスのを優先にする方も増えています。もし迷うことがあったり、なかなか新卒採用が決まらない場合は、派遣を通じ様々な企業をみたり仕事を経験してから正社員として就職活動を始める選のもアリだと思います。

未経験でも受け入れられやすい派遣の場合、興味を持つ業界や企業で実際に働いて経験を積むことができます。
業界の様子や企業の社風・風土を知ってから転職活動を行うことで、新卒で就職活動をするよりもより明確に自分に合う業界・企業への就職が叶うと思います。かならずしも、1回の就職で生涯のお仕事を決めなくても、大丈夫ですよ。

まとめ

新卒で派遣社員になるってどうなの?メリットとデメリットを解説!

新卒で派遣社員になるメリット・デメリットは下記の通り。

メリット

  • やりたい仕事を探せる
  • 業務内容が明確になっている
  • 残業時間があらかじめわかる
  • 派遣会社が行っている研修を受講できる

デメリット

  • 月によって収入が変動する
  • ボーナスがない
  • 決められた業務以外はできない

働く際に、何が重要なのかは人それぞれです。
「様々な企業や現場を経験する中で自分に合った仕事を見つけたい」「仕事を通じて現場力・スキルを身に着けたい」「オンオフをきっちり分けて、自分の希望通りに働きたい」そんな方には、派遣社員という雇用形態の方がマッチしているかもしれません。

採用担当
派遣は新卒採用と違って、むずかしいエントリーシートの準備や複数回の面接も不要の会社が多いです。
ねこじ
派遣社員も選択肢に…と考えている方は、ご紹介したメリット・デメリットを参考にしてくださいね◎

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