お昼休憩や小休憩以外の勤務時間中にトイレへ行きたくなることがたまにあるかと思います。
勤め先の就業規則で定めた休憩時間以外に席を立って（業務から離れて）トイレに行くことは許されるのでしょうか。
特にこの冬場は身体が冷えて、普段以上にトイレに行く回数が増える方もいらっしゃるでしょう。
今回は気になるけど、人には聞きづらい勤務時間中のトイレ休憩についてお伝えします。
休憩の定義とは
労働基準法第34条には、以下のように休憩の定義が記されています。
労働時間が6時間～8時間の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければならない。
また休憩とは、休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければならない。
（出典：厚生労働省「労働時間・休憩・休日関係」）
例えば、お昼ご飯を食べながらの電話対応、労働基準法では来客対応は休憩には該当しないということになります。トイレに行くときは、従業員に完全な自由はなく、業務の指示があればすぐに従わなければならない状態のため休憩とはみなされません。
そのため、勤務時間中（休憩時間以外）にトイレに行きたくなっても我慢する必要はありません。
トイレ休憩が長すぎる場合は善処通知される場合も!?
しかし業務中にいくら自由にトイレ休憩ができるとはいえ、トイレの回数が他のメンバーと比較して極端に多い場合や、長時間離席する場合、「仕事をサボっているのではないか？」と周囲から思われてしまうことがあります。
もし周囲よりトイレ休憩が目立っている場合、その理由や健康状態などを確認されるかもしれません。
特に理由や健康状態に問題がない場合は、職務に専念するよう善処通知がなされるケースもあるようです。
あってはいけないことですが、トイレ休憩と称して離席していた時間帯にゲームをしていた証拠(ログイン履歴など)が見つかった場合、懲戒処分になることがあるそうです。
すぐに戻れば大丈夫という考え方ではなく、本当に必要な場合のみトイレ休憩を行うようにしましょう。
トイレは、休憩時間に済ませておきましょう
勤務時間中にトイレ休憩で席を立つと業務に支障が出ることがあります。工場のライン作業や、コールセンター・レジなど人が常に対応している職場は特にそうだと思います。そのため、なるべく休憩時間中に済ませておくようにしましょう。
カフェインを含むコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・コーラなどは利尿作用があり、飲むとトイレの頻度が高くなるそうです。勤務中はこのような利尿作用の高い飲み物は控えるなどの工夫をするのも良いかもしれませんね。
まとめ
勤務時間中にトイレに行きたくなる。休憩まで我慢が必要！？
トイレ休憩のような生理現象の場合、勤務時間中（休憩以外）でも我慢をする必要はありません。
必要に応じてトイレ休憩を挟むようにしてください。
しかし周囲よりトイレ休憩の回数が目立っている場合やトイレにいくたびに長時間席を立つ場合、健康状態や理由を聞かれることがあります。特に理由がない場合は、なるべく休憩時間中に済ませる・早く席に戻るよう注意を受ける可能性もあります。
トイレの回数が多い方は、休憩時間中にトイレを済ませておく、業務中は利尿作用がある飲み物を控えるなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。またトイレ休憩に立った際は、なるべく早く業務に戻るよう、周囲への配慮も忘れないようにしてくださいね。
とはいえ、お互い気持ちよく仕事をするためにも、休憩以外は仕事中であることを意識して周囲に迷惑をかけないようにすることが大切ですね。
当社でのお仕事探しは・・・
→https://job.persol-factorypartners.co.jp/
お電話でのご応募・ご相談
平日9時～21時、土日祝10時～17時
フリーコール：0120-498-314
2分で知るパーソルファクトリーパートナーズ
当社が工場派遣で選ばれる3つの理由を解説！
詳しくはこちら
PFA職場インタビューについて
当社の事業所の所長や実際に職場で働いているスタッフの方に、応募者様からよくある質問を聞いてみました！ 各エリアで働くスタッフの生の声を記載しているので、ぜひご参考にしてください!
↓↓ 詳細はこちらをクリック ↓↓
