小さいお子さまがいらっしゃる方や、仕事終わりはのんびりしたい方やジムに行くなど自由な時間を過ごすために、仕事とプライベートとの両立を図りたい方の中には定時で終われる仕事を探しているという方が比較的多いかと思います。
お仕事探しの時に残業の有無についてしっかりと確認をしておかないと、「就職後に思った以上に残業が多い」「ワークライフバランスが崩れてしまう」ということになりかねません。
今回は定時で終われる仕事について、探すコツと応募の注意点を紹介します。
これからお仕事を探し始める方はもちろん、ライフステージの変化などで定時に終われる仕事に転職を検討している方はぜひ参考にご覧ください。
”原則定時退社”の仕事を探してみましょう
- 1人あたりの業務量が一定の仕事
1日の業務量が決められている場合、きちんとその仕事を納めることができれば残業が発生することはないでしょう。コールセンターや訪問営業など1日〇件と決められている職場であれば、上限が決まっているので、残業も発生しにくい可能性が高いです。ただし稼働するスタッフの人数によって1日の業務量が変動するような職場は、稼働人数が減ってしまうと残業が続くという事態も発生してしまうので、事前に確認しておきましょう。 - 営業終了時間が定時と同じ
たとえば、小売り店や飲食店のように来店型のお仕事の場合、契約上の勤務時間と勤務先の営業終了時間が同時刻の場合、原則定時で終了できる場合もあります。ただし、営業終了後の片付けなども業務の範囲内である場合、残業が発生してしまうこともあります。お仕事に応募する際に営業終了後の片付けも業務に入るのか確認しておくと安心です。 - 交代制の仕事
工場の職場では、シフトが組まれていることがほとんど。交替勤務の場合、自分の終了時間に合わせて同じ作業工程を担当する後任の方が出勤します。定時上がりになる職場もありますし、決まった残業時間を含めて終了時間が毎日ほとんど同じ場合もあります。(※交替勤務でも残業の有無は職場によって異なります)
勤務先や業務上の特性からお仕事に絞ることで、残業がほとんど発生しない求人を探しやすくなるのではないでしょうか。
残業ナシのお仕事へ応募する際の注意点とは?
求人には残業ナシのお仕事と記載されていても業務ボリュームや他のスタッフの出勤状況によって残業の有無が変動することがあります。そのため、お子様の送り迎えなどの家庭の事情で残業を控えたい方は、応募時にしっかりと確認しておきましょう。
さらに求人に記載されている表記にも注意が必要です。例えば、残業少なめと記載されている求人の場合、「残業少なめ」という定義はあくまでも求人を出している企業の基準です。
求人を出している企業の担当者にとっては「残業少なめ」かもしれませんが、実際に働いてみると「思っていた以上に残業時間が多い」と感じてしまうことがあるかもしれません。
工場派遣で働きたい場合の仕事探しのポイント
工場派遣にも残業なし・ほぼなしの職場があります。
工場は1日の生産目標を決めています。そのため計画的に人員を配置しているので、あらかじめ残業ありで稼働するかどうかを決めている場合がほとんどです。このことから、求人にも「残業なし」や「残業ほぼなし」のお仕事があるのです。
ただし残業なしの職場でも、増産になった場合や繁忙期は残業が増えることがあります。その点は、許容の範囲内なのかを登録している派遣会社の担当者にあらかじめ確認しておくようにしましょう。
残業の有無は応募の際、希望する企業の担当者になかなか聞きづらいもの。しかし派遣会社の場合は、派遣先の企業と皆さんの間に派遣会社が入ります。残業の有無だけに関わらず、働く上で確認しておきたいことや、聞きづらいことも確認することができますよ。
まとめ
定時で帰れる仕事って?探し方のコツと注意点!
定時で終わることができるお仕事を探す時には、勤務先や業務上の特性を鑑みて求人を探してみましょう。
下記に該当するお仕事から探すことで、定時で仕事が終了する求人を見つけやすくなるかもしれません。
- 1人あたりの業務量が一定の仕事
- 営業終了時間が定時と同じ
- 交代制の仕事
工場派遣にも残業なし・ほぼなしのお仕事があります。増産や繁忙期によって残業が発生するケースもありますが、残業が発生した場合は残業代が発生するため、サービス残業になる心配はありませんよ。
そして実際に応募をする際は、求人に記載されている内容にも注意が必要です。記載された内容をそのまま鵜呑みにせず、定義があいまいな表記であれば応募先の担当者に確認しておくと安心です。
下記に該当するような職種や求人を探してみることをおすすめします。