住み込み・寮付きの求人は、製造派遣の中でも人気の高い求人です。製造派遣の場合は派遣会社が寮を借りているケースがほとんどです。
最近では家具・家電付きの寮も多く、手荷物1つですぐに入寮することができます。一般的な賃貸と違って新しく家具・家電を買い揃える必要がなく、さらには敷金・礼金などの入居に伴う初期費用もかかりません。
中には、寮費が無料・半額など、寮の費用が補助がある職場もあるので、生活費をグッと節約できます!
入寮時には、寮の規則や立地・部屋の大きさ・間取りなどについて派遣会社の担当者に確認される方も多いと思います。しかし入寮するときには、それらの情報だけではなく退去時の注意点やタイミングなども知っておくことをおすすめします。
退職後いつまでに退寮をしなければならないの?
派遣会社を通じて入寮した場合、一般的にはお仕事が終了したタイミングで退寮します。(同じ派遣会社で新しい職場の場合は、継続して同じ寮で生活できる場合もあります)
一般的には「退職日=退去日」になるようですが、当社の場合は職場によりますが2~3日以内の退寮になることが多いようです。
このように派遣先や登録している派遣会社、派遣先の職場の規則によって、「いつまでに退寮しなければならないのか」が異なります。
多くの派遣会社で、次の入寮者が控えているなどの理由によって数日~1週間以内を目処に退寮を完了されています。
退寮前にしなければならないこと
「退職から退寮までもっと余裕があると思っていた!」という方もいらっしゃるかもしれません。
入寮はあくまでも、お仕事をしている期間のみとなります。企業としてはスタッフ退職する場合は、新しいスタッフを採用し、その方のために寮を用意しなければなりません。そのため、退職が決まったら速やかに退寮の準備をしておく必要があります。
新しい入寮先もしくは住居を探す
先ほどもお伝えした通り、退職から退寮までは数日~1週間以内を目処と考えた方が良いでしょう。通常は2~3日後の退去になることが多いようです。
人によっては仕事が忙しく、なかなか新居を探す時間を作れないこともあります。そのため、退職が決まったら退職の準備だけではなく、新しく住む場所も探しておくようにしましょう。
登録している派遣会社に「次に入寮できる職場があるかどうか」を確認するのもオススメです!
引っ越しの手配をしておく
3月や4月の引っ越しシーズンは、「引っ越し屋さんのスケジュールが埋まっていた!」ということも多々あります。新居が決まれば、早々に引っ越しの手配もしておきましょう。
家具・生活備品付きの寮の場合は、引っ越し時の荷物もほとんどなく、身軽に移動できますよ。
退去に伴う清掃(原状回復)
退去時には、次の入居者が快適に生活ができるよう、借りた部屋を入居時の状態に回復しておかなければなりません。もし部屋の一部を汚してしまった、家電が動かなくなってしまったなど、入居前と状況が異なる場合は、派遣会社の担当者に早めにお伝えくださいね。
退寮時の注意点
退寮をする際は、事前の準備も必要ですが、下記のような点にも注意・確認をしておくと安心です。
退寮時の立ち合い有無の確認
退寮の際、派遣会社によっては退寮者の立ち合いが必要な場合もあります。退寮が決まった時に退寮時の立会いの有無も確認しておくと、事前にスケジュール調整がしやすいでしょう。
備品の持ち出し
派遣会社が用意している寮の多くは、家具・家電が備え付けられています。引っ越しの時に間違って持ち出さないように気を付けてくださいね。
経年劣化に伴う破損・傷の申告
クロスの変色やフローリングワックスの剥がれ、水回りの油汚れや水垢・湯垢・カビなど長年生活していると生じる経年劣化・通常損耗は退寮前に担当者に申告しておきましょう。
入居者の故意・過失による破損、汚れでない場合は、原状回復費が請求されることはありません。
しかし、経年劣化に伴う破損・傷を申告していない場合、入居者の故意・過失による破損、汚れとみなされ、原状回復費が請求される場合があるようです。
トラブルなく気持ちよく退寮するためには、この3点はとくに気を付けましょう。
後のトラブルを防ぐためにも、これらの注意点に気を付け、疑問や不安があれば事前に担当者に確認してくださいね。
まとめ
退職に伴い寮を出ます。退寮するタイミングはいつ?
一般的には「退職日=退去日」になるようです。
しかし退職日=退去日となると、お仕事後の引っ越しになってしまうため、現実的に難しい場合があります。そのため当社の場合は2~3日後の退去になることが多いです。
「次の行き先が決まらない!」「引っ越しの業者が決まらない!」と困ることがないように、注意点に気を付けて早めに手配・対応を進めるようにしてくださいね。