工場の勤務時間って日勤・夜勤・交替勤といろいろありますよね。
中には「工場って日勤とか夜勤とか、交替勤とかよくわからないです」という方も多いのではないでしょうか。
今回は交替勤・夜勤・日勤とはどういう働き方なのか、またそれぞれの勤務時間についても併せて解説いたします!
まずは一番、不思議な交替勤務を解説!
交替勤務とは、1日の勤務時間を2つもしくは3つに分けて、交替で働くことです。
24時間稼動している工場では交替制を採用している所が多く、常に生産を続けております。
日勤と夜勤と週ごとに班(=チーム)で入れ替えて、シフトを組む働き方となります。
主に、2パターンの交替制がありますが、チームの数によって6つのパターンがあります。
2交替
- 2班2交替
2班(=チーム)を、24時間・土日休みで、2交替(日勤/夜勤)になるシフトです。
あまり一般的ではなく、当社の求人でもこちらを採用している工場は少なめ。
土日がお休みになるのが最大のメリットです。 - 3班2交替
3班(=チーム)、24時間、土日休みナシで、2交替(日勤/夜勤)になるシフトです。
月の1/3がお休みで、先の予定が立てやすいのが魅力的なメリットです。
当社の求人では4勤2休(=4日出勤して2日休み)のシフトが多いです。 - 4班2交替
4班(=チーム)、24時間、土日休みナシで、2交替(日勤/夜勤)になるシフトです。
拘束時間は長いですが、月の半分がお休みになり、オンもオフも充実させる事ができます。
※変形労時間働制による。詳しくはコチラ⇒厚生労働省:1年単位の変形労働時間制PDF - 連続2交替
4班(=チーム)、24時間ではない・土日休みナシで、2交替(日勤/夕勤)になるシフトです。
トヨタをはじめ、自動車メーカーの期間工などで採用されているシフトです。
3交替
- 3班3交替
3班(=チーム)、24時間、土日休みで、3交替(日勤/夕勤/夜勤)になるシフトです。
24時間稼動のシフトの中では楽なものです。 - 4班3交替
4班(=チーム)、24時間、土日休みナシで、3交替(日勤/夕勤/夜勤)になるシフトです。
1日7~8時間程の勤務シフトなので、体への負担は少なめです。
このシフトだと基本的に残業がありません。
<勤務時間の一例>
日勤 6:50~15:00、夕勤 14:50~23:00、夜勤 22:50~翌7:00
細かくなりましたがカンタンにまとめて言うと、交替制はチームの数や1日を何分割して交替しているのかによって、手当ての額や身体への負担などが変わってきます。
勤務開始後に「交替制のシフトに身体がついていけない…」「交替制のシフトで身体を壊してしまった」となってしまっては大変です。
希望のお仕事が交替制の場合「ご自身の体調の負担にならないのか」「お仕事を続けていく事ができるのか」をしっかりと検討してから決めましょう!
日勤だけ、夜勤だけという働き方も出来ますか?
もちろん、日勤だけ、夜勤だけという働き方を選ぶ事もできます!
当社の場合、日勤は他の時間帯の勤務と比べて土日休みが多いので、サービス業などのアルバイト・パートで週末が休めない勤務シフトよりも、メリットを感じて頂ける様です。
また、飲食業やサービス業などのお仕事と比べて、休業手当がきちんと支払われたりと、収入が安定する場合が多いので、新しくパート・アルバイトを始めたいという主婦(夫)の方にも人気の働き方です。
夜勤についても、最初は不安に思われる方も多いですが、通勤渋滞と外れる時間に通勤できる事が多い点や、交替勤務に比べ、生活リズムが大きく崩れることが少ないので、「意外と続けやすい」との声を多く頂いております。
他にも、朝が苦手、子供の学費(大学など)を稼ぎたい、家業(自営業や農業)があって夜も働きに行きたいといった方々に、メリットを感じて頂けているようです。
日勤はこれまでお昼間に働かれていた方にとってライフスタイルに合わせやすく、夜勤の22時~翌5時の時間帯は深夜手当も付いて収入アップとなりますので、皆さんにとってピッタリ合う時間帯と条件を選択して下さいね。
まとめ
工場って日勤とか夜勤とか、交替勤とかよくわからないです
日勤とは日昼の時間帯に働くことです。
工場での日勤のお仕事は比較的、土日休みが多い事もあり、主婦(夫)の方に人気の働き方です。
勤務時間に深夜の時間帯(22時~翌5時)が含まれる夜勤は、深夜手当が支給されます。
がっつり稼ぎたい方は選択肢の1つとして検討するのも良いでしょう。
最後に交替勤務とは、1日の勤務時間を2つ(日勤/夜勤または夕勤)もしくは3つ(日勤/夕勤/夜勤)に分けて、勤務時間帯を交替するシフトで働くことです。
