当社パーソルファクトリーパートナーズでは、年間を通して工場で働くスタッフ向けにさまざまな研修を行っています。
おおまかにわけると、「座学の研修」と「実技の研修」に分かれます。
どちらも全国の拠点で活躍中のスタッフが集まって研修を受けます。
座学の研修はWeb会議システムを利用して、それぞれの職場から受講できるものもあります。
この記事では、製造現場管理の基本知識の習得を目的とした、製造の基礎に関する座学研修について紹介します。
どんなことを勉強する研修?
今回紹介する製造の基礎に関する研修は、モノづくりのベースである「Q(品質)、C(コスト)、D(納期)、S(安全)」の知識について学ぶオンライン研修になります。
前期で2日、後期で2日の合計4日にわたって開催されます。
研修といっても講師の話を聞いているだけではありません。
もちろん、講師の話を聞く時間もありますが、4~5名のグループに分かれて討議するグループワークの時間もあって、濃密な研修内容になっていますよ。
実際に工場でお仕事されている方にとっては、仕事中に気を付けていることのおさらいですね。
午後はグループに分かれて、品質・コスト・安全に関する内容をグループメンバーで話し合っていました。グループで話し合うときは、自分の働いてる工場での取り組みも紹介しながら、グループでの発表内容をまとめていました。
どんな人が参加しているの?
この研修では、全国の製造現場で活躍中のスタッフ20~30名ほどが参加していました。
参加スタッフは社歴1年の新人スタッフもいれば、社歴3年以上のベテランスタッフもいて、
年齢も社歴も幅広いスタッフが集まっていました。
さらに!
なんと、この製造基礎研修には、『製造のことを知りたい!』と進んで参加する現場以外のスタッフ、営業や事務のスタッフもいるんですよ。
どんな人が教えてくれるの?
今回の製造基礎研修を担当する講師は、パナソニックのOBです。パナソニック在籍中も教育を担当していたという大ベテラン!
講義中は経験談も交えながら教えてもらえるので、実際の現場で役に立つようなことや、思わず「ふむふむ」と思ってしまうことも聞くことができます。
皆さん、製造現場で長らく活躍されていた方なので、タメになる経験談も聞けるかも!?
グループワークってどんなことをするの?
グループワークでは、4~5人で1つのグループを作ります。
グループ内で出されたテーマについて話し合いを行い、グループとしての意見をまとめます。
その後、研修の参加者全員の前で発表するところまで行います。
グループによっては、全員が工場でお仕事をされている方のグループもあれば、
工場以外でお仕事をされている方がいるグループもあって、それぞれグループごとに雰囲気が異なっています。
出されるテーマはもちろん、製造の基礎に関係する内容が中心ですが、それだけではありません。
今回の研修では、3年後自分がどのようになっていたいかの目標と、目標に向けての自己育成プログラムを自分で立てる、といったテーマもありました。
まとめ
今回は当社パーソルファクトリーパートナーズのオンラインで開催された製造基礎研修について紹介しました。
研修に参加してみて
このオンライン研修に参加するまでは、「工場で仕事しているスタッフばかりなのに、工場での仕事のこと、何も分からないまま加わって大丈夫かな?」と不安がありました。
ですが、研修では誰にでも分かりやすい言葉で説明されていたのと、工場以外で活躍しているスタッフも参加していると聞いて、とても安心しました。
研修ではモノづくりのことを深く勉強することができましたが、モノづくりの現場だけでなく他のお仕事にも活かせそうな内容もあって、奥が深いなぁと深く頷いてしまうような場面もたくさんありました。
今回開催されたのは製造現場管理の基本を知る「製造基礎研修」。この研修は当社へ入社した全スタッフが受講する研修なんです。