医療機器製造のお仕事について教えてください！

「医療機器の製造」と聞くと、高度な専門スキルがいるお仕事だと思う方も多いのではないでしょうか？
実は、特別なスキルが無くてもできるお仕事もあるのです。理由は、工場では細かくお仕事の工程を分けて、マニュアル化しているからです。

今回は、医療機器を製造するお仕事についてお伝えします。

医療機器製造のお仕事内容

まず「医療機器とは何か？」についてお伝えします。

医療機器とは、病院やクリニックなどの医療機関で治療や検査などに使用する専門機器のことです。よく知られているものは、注射針やカテーテル、メスやハサミといった手術道具やCT（画像診断装置）やAEDなど。その他にも医療現場で使用されるたくさんの製品があります。

医療機器は、医薬品医療機器等法に基づいた、製造・販売・市販後の安全対策がおこなわれています。

そのため、たとえ家庭で使用される電化製品と外観や使用方法が似ていたり同じだったとしても医療機器は医療の現場でしか使用が認められていません。
（出典：厚生労働省「医薬品・医療機器」）

医療機器メーカーはこの医療機器の開発・製造・販売・アフターフォローをおこないます。
医療の現場は、外科や歯科、眼科など幅広い専門分野にわかれていて、それぞれ必要なものが異なります。そのため製造する医療機器も多岐に渡ります。

国内外での医療機器産業の需要について

超高齢化社会に伴い、医療機器の国内市場規模は増加傾向にあると言われています。

厚生労働省 薬事工業生産動態統計では2004年からほぼ右肩上がりにその需要を増加させています。
また先進国の高齢化や新興国の需要の拡大を受け、日本の世界における医療機器市場はアメリカに次いで世界2位です。

また日本だけではなく、医療機器製造は世界的に成長が見込まれます。

どんな職場なの？

検査や治療に使用される医療機器の欠陥や異物混入は、患者の命に関わるリスクがあります。
そのため、小さなホコリやチリなどの混入を防ぐため、医療機器の製造現場ではクリーンルームで製造が行われています。

どんな求人があるの？

最後にパーソルファクトリーパートナーズが扱う医療機器メーカーのお仕事をご紹介します。
※2025年7月現在の情報の為、就業条件の変更や、募集が終了している場合がありますので、予めご了承ください

まとめ

医療機器製造のお仕事について教えてください！

医療機器製造は、病院やクリニックなどの医療機関で使用される医療用専門機器を製造するお仕事です。
今後も世界的な需要拡大が見込まれる医療機器産業では、製造の現場でも雇用の拡大が見込まれる可能性が高いと考えられます。

また医療機器はホコリやチリなどの混入を防ぐためクリーンルームで製造されます。職場で感染症対策がされているかどうかが心配という方にぴったりの職場ではないでしょうか。