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派遣社員で賢く「保険」に加入するためのポイントは?

派遣社員として働く際、気になるのが「保険」について。
社会保険は「企業に勤める正社員だけの特権」というイメージがあるかもしれませんが、派遣社員として働く場合も、条件さえ満たせば社会保険に加入できるんです!

今回は派遣社員の保険制度を整理した上で
派遣社員で賢く保険に加入するためのポイントは?」という疑問について、

といった内容で解説していきます!

そもそも、社会保険ってどんな制度なの?

日本は他の国に比べて、社会保険が充実している国だと言われますが、その社会保険はどのような仕組みなのでしょうか?
社会保険制度というよく耳にする言葉ですが、意味を聞かれても正しく答えることができる人は少ないように思います。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

社会保険制度(しゃかいほけんせいど、英語: Social insurance schemes)とは、社会保障の分野のひとつで、疾病、高齢化、失業、労働災害、介護などの事故(リスク)に備えて、事前に雇用者もしくは雇用主、あるいは両者が社会的供出をすることによって、保険によるカバーを受ける仕組みである。
日本の制度では、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5種類の社会保険制度がある。
※引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

との事です。
少し難しくなってしまったので、噛み砕いて解説していきますね。

日常生活の中で「社会保険」という言葉が使われる場合、会社で加入する「健康保険」と「厚生年金」のことを指すケースがほとんど。
それぞれ下記の制度となります。

社会保険加入の条件

社会保険について解説をいたしましたが、次に「社会保険加入の条件ってどうなんだろう?」と、疑問が出てきますよね。
次は社会保険に加入する際の条件をご紹介。
しっかりと確認しておきましょう!

  1. 雇用期間
    雇用期間は2ヶ月が基準となり、それ以上続けて働く場合は社会保険に加入することになります。
    2ヶ月以内限定の業務では加入できません。
    また、2ヶ月を超えて働く契約であれば、契約した最初の日から当社の社会保険に加入することができます。
  2. 労働時間・労働日数
    労働日数については当社の1ヶ月の所定労働日数の3/4以上、および労働時間については1週間の所定労働時間の3/4以上を超えると、加入できます。 所定労働日数、所定労働時間は当社規定の条件となります。

※参照:TRANS.Biz「社会保険の加入条件とは?パートやアルバイトでも加入になる?」

社会保険加入のメリット

では最後に、社会保険に加入するメリットにはどのようなものがあるのか、カンタンにご紹介いたします。

  1. 傷病手当金
    傷病手当金は仕事を病気やケガで休むときに、お給料の一部(2/3)を健康保険が払ってくれる手当金制度です。
    長期入院などして働けないときも収入が確保できます。
  2. 出産手当金
    産休中の給与の支払いがなかった期間について、一定の給付金額を受け取れる制度です。
  3. 受け取り年金額の増額
    老後に受け取れる年金の金額が大きくなります。
    当然、負担(保険料負担)も生じることになりますが、老後はもちろん、障害を負った場合の年金なども増額されることになり、より保障も大きくなります。

改めて社会保険の制度・メリットについて知れば知るほど、その大切さが分かってきますね。
※参照:内閣府大臣官房政府広報室ホームページ

まとめ

派遣社員で賢く「保険」に加入するためのポイントは?

「まずは社会保険の制度・メリットについて、しっかりと理解することが大切です!」

詳しく「社会保険制度について聞きたい!」という方は、お仕事の就労条件によって異なる場合がありますので、お仕事相談・説明会でご質問くださいね。

社会保険は収入によって「金額の負担が大きい」と感じることもあるでしょう。
しかしそれ以上に、社会保険に入ることで得られる、傷病手当や出産手当・年金額の増額など、メリットはたくさん!
長い将来を見据えた働き方を「今」から選択していきましょう。

⇒「社会保険」について、こちらの記事でも説明しております
⇒「当社で働くメリット」についてはこちら