派遣でも住宅ローンや自動車ローンは組めるの?

派遣でも住宅ローンや自動車ローンは組めるの? 派遣で働くあれこれ(AtoZ)

この記事を書いたのは

パーソルファクトリーパートナーズ
人材採用部 担当:ねこじ


マイホームや住宅など大きな買い物をする時に、多くの方が使用するローン。一般的に住宅も自動車もローン審査では「正社員のような安定した収入がある人」でないと通らないというイメージがありますね。

そこで今回は、

  • 派遣社員は住宅ローンや自動車ローンを利用できるのか?
  • 派遣社員でローンに審査通るポイントとは?
  • ローンを利用する時の注意点は?

などの疑問にお答します!

派遣社員はローンを組むことができますか?

ローン審査で大切なのが、返済期間中の返済能力です。一般的に自動車や住宅などを購入する際は高額ということもあり返済期間が長くなる傾向にあります。そのためローン審査では、遅れたりせずスムーズに返済を完了できるのか審査通過のポイントになります。

一般的に正社員はローン審査が通りやすいと思われがちですが、就職して2~3年間は返済能力が保障されていないとみなされローン審査が通らないこともあるようです。一方派遣社員でも毎月安定して収入があれば返済能力があるとみなされ、ローン審査が通ることもあります。

ローンを組むための条件

ローンの審査には、多くの金融機関が90%以上確認している「7つの項目」があります。

  • 完済時年齢(97.2%)
  • 健康状態(96.7%)
  • 借入時年齢(95.6%)
  • 担保評価(95.5%)
  • 年収(93.6%)
  • 連帯保証(92.8%)
  • 勤続年数(92.7%)

(出典: 国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」)

多くの金融機関では、「完済時年齢」が審査通過において重要な項目とされています。老後や定年退職後もローンの返済ができるのか?という点が注目されているようです。またどんなに若くに返済が可能だとしても、健康状態が金融機関の条件に満たない場合は審査に通らない可能性があります。

もちろん年収も審査においては重要なポイントになりますが、頭金を多く用意している、収入に応じた借入金額である、連帯保証人の有無によって審査通過の可否が大きく異なります。
以上のことから住宅ローンや自動車ローンは返済能力があると判断されれば、派遣社員でもローンを組むことは十分可能と言えるのではないでしょうか。

年収収入からの借り入れ可能金額

では、具体的な年収と借入可能金額をシュミレーションしてみましょう。今回は住宅ローンで計算をしてみたいと思います。
全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う「フラット35」という全期間固定金利型住宅ローンがあります。フラット35のWEBサイトでは、年収・融資金利・返済期間などを入力するだけで、借入可能額をシミュレーションできるサイトが提供されています。以下のようなモデルケースを例に試算してみました。

【モデルケース】
年収:300万円
金利:1.280%(全期間固定)
期間:35年
返済方法:元利均等

※借入期間を21年以上35年以下、融資率9割以下に最も多い金利:年1.280%で計算。他の借入はなしとなします

試算の結果は2,537万円です。もちろん融資を行う金融機関によって金利や借入可能金額が変わってきます。また借入期間によっても借入可能金額は異なりますので、あくまでも参考程度にお考え下さいね。

出典:フラット35「年収から借入可能額を計算」「新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準

ローンを組む時は、無理のない返済を心がけましょう

ローンを組む時は、無理のない返済を心がけましょう

自動車ローンや住宅ローンを組む時、つい借入限度額まで借入申請をしてしまうことのないように気を付けましょう。
借り入れを行う時に注意をしなければならないのは、「借入可能額」と「返済可能額」は違うという点。

・借入可能額
ローンをいくらまで借りることができるのか、その見込み金額

・返済可能額
将来にわたって無理なく返済を続けられる金額

借入額を多くすれば、購入予算を増やすことができます。しかし一方で返済負担もアップし、最終的に返済が追い付かないという事態にもなりかねません。

同じ年収でも、ご家庭によってローン返済に充てられる金額は違ってきます。お子さまの養育費や親御さまの介護にかかる費用、月々の生活金額など、各ご家庭でお金の支出入事情は異なります。
金融機関が提示する融資限度額ではなく、無理なく返済できる金額から借入額を決めることがオススメです。

まとめ

派遣社員でも自動車や住宅のローンを組めますか?

はい、一定の条件を満たせば自動車ローンや住宅のローンを組むことができます。

ローン審査の時に一番重要視されるポイントは、「借入した金額を安定して完済できる能力があるか」です。

そのため正社員でも安定した返済能力が認められない場合はローン審査が通らないこともあるようです。一方派遣社員でも長期的に就業しており、収入に見合った借り入れを希望する場合、認められると言われています。

もちろん、ローン審査の通過条件は融資を行う金融機関によって異なります。そのため詳細を知りたい方は、事前に各金融機関のローン窓口にお問合せすることをオススメします。
最後にローンを組む際の注意点ですが、「借入可能額」と「返済可能額」は違うということを心がけて下さいね。大きな金額の借り入れほど、長期的にご自身のライフプランと照らし合わせた上でバランスの良い借入金額を決める必要があります。無理なく長期的に返済できる金額をベースにお考え下さいね。

ねこじ
自動車や住宅の購入は人生の中でも大きな買い物です。後悔しないためにも、事前に知識をしっかり得て購入に踏み切ると安心ですよ。

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