製造現場で役に立つ資格とは?オススメをご紹介!

製造現場で役に立つ資格とは?オススメをご紹介! 工場・製造のお仕事解説

この記事を書いたのは

パーソルファクトリーパートナーズ
人材採用部 担当:ねこじ


工場のお仕事は、特別な資格をお持ちの方が活躍されているイメージがありませんか。色々なモノが作られている製造業では、取り扱っている製品や担当する仕事内容によって活用できる資格が異なります。
その数は100種類以上とも言われており、どんな資格を取得したらいいのか迷ってしまう、分からないという方も多いのではないでしょうか。

せっかくであればスキル・キャリアアップがはかれる資格を取得したいですよね。
今回は、「どんな資格が製造現場では必要とされていますか?」というご質問を頂きましたので、工場のお仕事でよく聞かれる”国家資格”を2つ解説します!

国家資格って何ですか?取得のメリットも教えてください!

2020.10.09

有機溶剤作業主任者

有機溶剤作業主任者とは、有機溶剤による健康被害防止の指揮・監督を行う者に必要な国家資格です。四塩化炭素、クロロホルムなど様々な有機溶剤を工場では使用します。使用する時は、必ず有機溶剤作業主任者が現場の指揮・監督を行うことが決められています。そのため有機溶剤作業主任者は多くの製造現場で必要とされている資格なのです。

【標準的な講習時間】

  • 1日目 9:00~16:05
  • 2日目 9:00~17:15(試験時間16:15~17:15

※2日間の受講が必須となります
引用:建設業労働災害防止協会 大阪府支部「有機溶剤作業主任者技能講習

【講習内容】

  • 健康障害と予防処置
  • 衛生保護具
  • 作業環境の改善
  • 関係法令
  • 学科試験

有機溶剤による健康障害及びその予防措置に関する知識(約4時間)、作業環境の改善方法に関する知識(約4時間)、保護具に関する知識(約2時間)、関係法令(約2時間)について学びます。

需要が高い資格のため、月に1回の高頻度で講習が行われています。また合格率は90%を超えており、講習をしっかりと受けていれば、資格を取得することは可能です。
試験に不安がある場合はインターネットなどにテスト問題などが出ていますので、事前にどんな問題が出るのか確認しておくと良いでしょう。
引用:一般社団法人労働技能講習協会「有機溶剤作業主任者技能講習

第一種衛生管理者

常時50人以上の労働者がいる事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要とされています。第一種衛生管理者免許を持つ場合、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
主な職務は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などです。

衛生管理者の免許を取得するには、公益財団法人安全衛生技術試験協会の行う国家試験に合格する必要があります。詳しい試験日・受験場所については、公益財団法人 安全衛生技術試験協会 の試験情報ページをご覧くださいね。

【受験資格】

衛生管理者試験の受験資格には色々と条件が決められております。代表的な受験資格としては下記の通りです。

  • 大学(短期大学を含む)または高等専門学校卒業後、1年以上の実務経験がある方
  • 高等学校または中等教育学校卒業後、3年以上の実務経験がある方
  • 10年以上の実務経験がある方

※学歴と実務経験の確認のため、卒業証明書や事業者証明書の提出が必要です

【試験範囲】

  • 関係法令(労働基準法、労働安全衛生法)
  • 労働衛生
  • 労働生理

全国の第一種合格平均は約45%です。しっかりと勉強をしないと取得ができない資格ではありますが、衛生管理者の資格に有効期限はありません。そのため一度取得すると更新手続きは不要です。一生ものの資格として持ち続けることができます。
出典引用:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 「試験情報ページ

ねこじ

詳細は協会のホームページをご覧ください

一般社団法人労働技能講習協会「有機溶剤作業主任者技能講習

公益財団法人 安全衛生技術試験協会 「試験情報ページ

当社ではお仕事に必要な資格取得をサポートしています

当社では、資格の取得や国家検定合格は良品製造・安全職場の確立に不可欠と考え特に力を入れています。またそれは、皆さんのスキル・キャリアアップにも繋がり、モノづくりのプロフェッショナルを目指せる環境が整っています。

当社の「資格取得支援制度」では、需要のある「品質管理検定」や国家資格の「機械保全検定」などの資格取得をサポートしています。他にも、パナソニックグループ内独自の資格もあります。スキルアップしていただけるように、一人ひとりにあった研修や資格提供を行っています。

まとめ

製造現場で役に立つ資格とは?オススメをご紹介!

製造の現場では、有機溶剤による健康被害防止の指揮・監督を行う「有機溶剤作業主任者」や衛生に係わる技術的な事項を管理する「第一種衛生管理者」などの国家資格を取得し、その資格を活かし活躍されている方がいます。
資格によっての難易度は異なりますが、一度取得しただけで更新が不要な資格もありますので、スキル・キャリアアップを考えている方は資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。

また当社では、人材育成・キャリア支援の取り組みとして「資格取得支援制度」を設けています。実際にこの制度を利用し、多くの先輩たちが製造の現場で必要な資格を取得し、キャリアアップを叶えてきました。
他にもパナソニックグループ独自の資格があり、皆さんのキャリアに応じて研修や資格の取得が可能となっています。
将来的にモノづくりのエキスパートを目指したいという方はもちろん、未経験の方にも安心して働き始める事ができる研修を設けています。

製造のお仕事を始めたい・製造のお仕事でキャリアアップを目指したいという方は、ぜひ当社でその目標を叶えてみてはいかがでしょうか。

当社でのお仕事探しは・・・

工場お仕事サーチ
https://job.persol-factorypartners.co.jp/
お電話でのご応募・ご相談

平日9時~21時、土日祝10時~17時
フリーコール:0120-498-314


2分で知るパーソルファクトリーパートナーズ

当社が工場派遣で選ばれる3つの理由を解説!
詳しくはこちら

PFA職場インタビューについて

当社の事業所の所長や実際に職場で働いているスタッフの方に、応募者様からよくある質問を聞いてみました! 各エリアで働くスタッフの生の声を記載しているので、ぜひご参考にしてください!

↓↓ 詳細はこちらをクリック ↓↓

パーソルファクトリーパートナーズ職場インタビュー