製造派遣と家事代行、どちらもワーキングママにとって希望の条件に合わせて働くことができる仕事の1つ。さらに接客などのコミュニケーションが苦手な方や未経験でも始められる仕事として人気があります。
今回は、家事代行サービスでの勤務経験を持つ筆者が製造派遣と家事代行の2つの働き方について、比較をしながらご紹介します。
※製造派遣・家事代行サービスも会社によって異なる箇所がありますのでご了承ください
黙々作業が好きな方にオススメの製造派遣と家事代行
お子さまが大きくなったり、保育園・幼稚園への入園を機に働き始めることを検討される方も多いでしょう。
飲食やアパレルのような接客業、営業のように人と接する仕事が好きという方もいれば、一方で黙々と仕事を進めたいという方もいらっしゃるでしょう。
黙々と作業をしたいという方には、製造業や家事代行がお仕事の候補にあがるのでは?
どちらの仕事も派遣会社に登録すれば、自分で仕事を探す手間を省けるため、子育てに忙しいママにはピッタリの働き方ではないでしょうか。
またどちらも仕事が始まれば、比較的コミュニケーションを必要としない業務が中心です。
そのため人とのコミュニケーションが苦手な方や、黙々と仕事を進めたいという方にピッタリと言えそうですね。
ワーキングママにとっての製造派遣と家事代行のメリット・デメリット
それでは、ワーキングママにとって製造業の家事代行それぞれの働くメリットをご紹介します。
製造派遣のメリット
多様な業務から仕事を選ぶことができる
一口に製造のお仕事と言っても、その仕事内容は様々。製造するものや担当する工程によって業務が異なるため、ご自身の性格や経験に合った仕事を選ぶことができます。(例えば、製品を組み立てるお仕事、不良品がないかチェックするお仕事、完成したものを箱詰めするお仕事など)
希望の条件から仕事を選ぶことができる
例えば勤務地を中心に仕事選ぶことができます。駅近くや保育園・幼稚園の近くもしくは自宅近くなど、ご自身のライフスタイルに合わせて勤務地を選ぶことで、お子さまの保育園や幼稚園への送迎や通勤に負担がかかりにくくなります。
また中には日勤専属や残業少なめのお仕事もあります。ご自身の希望やライフスタイルに合った求人に応募することで、育児との両立の負担を軽減することができるでしょう。
フルタイム勤務のお仕事が多い
家事代行とは異なり、製造派遣の求人はフルタイムのお仕事が中心です。そのため、まとまったお金を稼ぐことができますよ。
家事代行のメリット
空き時間を有効に使うことができる
家事代行は、2~3時間のお仕事も豊富にあります。数時間単位の空き時間を有効に使えるため、Wワークとして働く方も多いとか。
家事スキルを高めることができる
家事代行サービスはお掃除のイメージが強いですが、他にも整理整頓や料理、ベビーシッターなど登録している会社によって幅広い業務を行うことができます。仕事を通じてご自身の家事スキルを高めることができそうですね!
もちろん、長年培った家事スキルを仕事で活かすこともできるでしょう。
また、応募を検討している仕事のデメリットをしっかり理解しておくことも大切です。
デメリットもしっかりと理解した上で応募することで、就職後のミスマッチを未然に防ぐことができます。
製造派遣のデメリット
仕事のあるエリアが限られている
製造派遣の場合、工業地帯や郊外に求人が集中する傾向があります。そのためお住まいの地域によっては、勤務地が限られてしまう場合もあるかもしれません。
同一企業・同一部署での勤務は最長3年まで
労働派遣法では、派遣社員として働く場合、同一企業・同一部署の所属可能期間は例外を除き最長3年と定められています。せっかく慣れた職場でも契約期間が3年を超える場合は、新しい職場を探す必要があります。
家事代行のデメリット
お客様宅に1人で訪問するケースがある
登録する家事代行会社にもよりますが、1人でお客様の自宅へ訪問し、サービス(清掃や料理)を行う場合もあります。お客様と清掃箇所などの最低限の打ち合わせが必要になるケースもあるでしょう。
お客様宅への往復通勤時間は給与支給対象外
家事代行サービス会社のほとんどは、給与の発生はサービス時間中(実労働)のみ。お客様宅への通勤時間は給与に反映されないため、拘束時間の割に得られる給与が少ないと感じる方もいらっしゃるようです。
お客様の契約解除に伴い仕事がなくなる
お客様がサービスの契約を解除した場合、そのお客様宅でのお仕事はなくなります。すぐに代わりのお仕事が見つかればよいですが、希望の条件のお仕事がない場合、勤務時間が減るため、給与の額も少なくなってしまうでしょう。
まとめ
製造派遣と家事代行。黙々作業が好きなワーキングママにはどちらがおすすめ?
製造派遣、家事代行共に仕事が始まれば任された業務を黙々と進める仕事が中心。しかしそれぞれの働き方には下記の通りメリット・デメリットがあります。
製造派遣
メリット
- 多様な業務から仕事を選ぶことができる
- 希望の条件から仕事を選ぶことができる
- フルタイム勤務のお仕事が多い
- 仕事のあるエリアが限られている
- 同一企業・同一部署での勤務は最長3年まで
家事代行のメリット・デメリット
- 空き時間を有効に使うことができる
- 家事スキルを高めることができる
- お客様宅に1人で訪問するケースがある
- お客様宅への往復通勤時間は給与支給対象外
- お客様の契約解除に伴い仕事先がなくなる