工場勤務は痩せる!?「立ち仕事」の消費カロリーとは

工場勤務は痩せる!?「立ち仕事」の消費カロリーとは ヘルスケア(健康管理・ダイエット)

この記事を書いたのは

パーソルファクトリーパートナーズ
人材採用部 担当:ねこじ


インターネットや口コミなどで工場のお仕事はやせると聞いたことはありませんか。
ずっと座ったままのお仕事に比べると、少し身体がつかれる立ち仕事。しかししばらく続けていると筋肉が付いて身体が引き締まった、体力がついたという実感を持たれている方も多いでしょう。

お仕事をしながらダイエットや筋トレができてしまうなんて一石二鳥ですよね!
では工場の立ち仕事は一体どれほどのカロリーを消費しているのでしょうか。
今回は工場の立ち仕事についてダイエットや消費カロリーの観点から解説します。

工場のお仕事は圧倒的に立ち仕事が大半を占めます

工場のお仕事は比較的立ち仕事が多い職種です。中には座って検査や組立をするお仕事もありますが、割合的には圧倒的に立ち仕事が大半を占めます。
立ち仕事の中でも同じポジションでもくもくと作業を続けるお仕事と、倉庫や工場内を動き回るお仕事の2つに分かれます。どちらの方が良いのかは人によりますが、実際作業に入ると仕事に集中するため、立ち仕事の疲れは気にならないという方もいらっしゃいました。

工場のお仕事には下記の通り、多くの立ち仕事があります。(ただし同じ業務でも扱う製品にや工程によって座り仕事になることもあります)

  • ライン作業
  • ピッキング
  • 梱包
  • オペレーター

人によっては最初は慣れずに筋肉痛になってしまったり、肩こり、足がむくんでしまうこともあるかもしれません。しかしお仕事に少しずつ慣れてきたりケアをしっかりおこなうことにより次第に気にならなくなりますよ。

立ち仕事は本当に痩せるの?METs(メッツ)で消費カロリーを計算

いよいよ本題ですが、工場の立ち仕事は本当に痩せるのでしょうか。
農林水産省のデータによると、性別、年齢、身体活動レベルなどによって、「何を」「どれだけ」食べたらいいのか、推奨摂取カロリーが異なります。

工場の立ち仕事の場合、身体活動レベルは高い(立ち仕事や移動が多いお仕事、活発な運動習慣を持っている人)に該当します。

男性・女性に分けて身体レベルが高いに該当する方の推奨摂取カロリーは下記の通り。

■女性(18歳~69歳)
女性の場合は、2000~2400㎉が1日の摂取目安となります。

■男性(18歳~69歳)
男性の場合は、2400~3000㎉が1日の摂取目安となります。

では次に消費カロリーについて計算してみます。

一般的に運動量による消費カロリーはMETs(メッツ)を用いて求めることができます。

計算式は「1.05×(METs-1)×時間(h)×体重(kg)」となります。

安静状態とは横になる・座るなどとフラットな状態になっている時を1METsと考えます。
国立健康・栄養研究所が2015年に改訂した「身体活動のメッツ表」によると、運動量少なめの立ち仕事は3.0METs、運動量多めの立ち仕事は4.5METsが適応されます

例えば日本人の平均である男性(69,2㎏)女性(53,6㎏)※30~39歳で計算してみましょう。

■女性

運動量少なめの立ち仕事
1.05×(3-1)×8時間(h)×53,6(kg)=900㎉

運動量多めの立ち仕事
1.05×(4.5-1)×8時間(h)×53,6(kg)=1576㎉

■男性

運動量少なめの立ち仕事
1.05×(3-1)×8時間(h)×69,2(kg)=1163㎉

運動量多めの立ち仕事
1.05×(4.5-1)×8時間(h)×69,2(kg)=2034㎉

出典:国立健康・栄養研究所「身体活動のメッツ(METs)表」」

お仕事をしているだけで、これだけのカロリーが消費されていることが分かります。あくまでも上記の計算はお仕事の中の消費カロリーのため睡眠や食事、通勤時やその他日常生活における消費カロリーは加味されておりません。

消費カロリーが摂取カロリーを上回ると必然的に体重が減りダイエットにも繋がります。また日々立ち仕事をすることにより、筋肉が付きおのずと代謝もよく太りにくい体質にもなります。
結果的に工場の立ち仕事をするだけで、太りにくい身体を作ることができてしまうかもしれません!

立ち仕事で足が疲れた時の対処方法

立ち仕事は筋肉が付き基礎代謝上がり、おのずとやせやすい身体になることがお分かり頂けたかと思います、しかし「立ち仕事=足が疲れる」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。実際に常に立ったまま一定の時間業務をすることは座り仕事に比べて身体に負担がかかるもの。
しかし、お仕事後のケアや対策により少し負担を減らすことが期待されます。

ストレッチを行う

立ち仕事の場合、同じ「立つ」という姿勢が続くため足や腰の痛みの原因になってしまうことも。同じ場所の筋肉ばかり使い続けると、その筋肉ばかりに負担がかかり痛みの原因になってしまう可能性もあります。筋肉痛や筋肉が張っている場合は、湯舟に浸かり筋肉の縮まりを緩めたりストレッチをすることにより、凝り固まった筋肉をほぐすようにしましょう。

姿勢を意識する

足を組む・片足に体重をかける・腕組をする・利き腕ばかりつかうという方は身体のどちらか一方に負担が偏ってしまいます。頻繁に使用する方には負担がかかり、痛みや疲労の原因になってしまいます。
また猫背のまま作業をすると、腰痛の原因にもなりかねません。
働く間の姿勢を変える・意識するだけでも足や身体の負担を減らすことができます。

疲れにくい靴を選ぶ

自分にピッタリのサイズを選ぶのはもちろん、中敷きを敷いたり、クッション性の高い靴を選ぶのもオススメです。靴が指定の場合は、中敷きを工夫して下さいね。

日頃のお仕事の中でほんの少し意識をするだけでも足の疲れや痛みを軽減することができますよ。

まとめ

工場勤務は痩せる!?「立ち仕事」の消費カロリーとは

結論、工場の立ち仕事は日頃の生活習慣や摂取カロリーにもよりますが、デスクワークのお仕事に比べ痩せやすいお仕事と言えるのではないでしょうか。立ち仕事をする女性の推奨摂取カロリーは下記の通り。

■女性(18歳~69歳):2000㎉~2400㎉
■男性(18歳~69歳):2400㎉~3000㎉

一方工場の立ち仕事をする人の消費カロリーはMETs(メッツ)を用いると下記の通りとなります。

■女性:900㎉~1576㎉
■男性:1163㎉~2034㎉

計算上はお仕事中だけでも、ある程度のカロリーが消費されていることがわかりますね。
お仕事をしながらダイエットや筋トレができてしまう工場の立ち仕事。しかし人によっては身体に負荷がかかりすることもあります。事前にご自身に合ったお仕事なのか見極めてから応募するようにしてくださいね。

立ち仕事で腰が痛いです。なにか対策方法はありますか?

2021.05.14

当社でのお仕事探しは・・・

工場お仕事サーチ
https://job.persol-factorypartners.co.jp/
お電話でのご応募・ご相談

平日9時~21時、土日祝10時~17時
フリーコール:0120-498-314


2分で知るパーソルファクトリーパートナーズ

当社が工場派遣で選ばれる3つの理由を解説!
詳しくはこちら

PFA職場インタビューについて

当社の事業所の所長や実際に職場で働いているスタッフの方に、応募者様からよくある質問を聞いてみました! 各エリアで働くスタッフの生の声を記載しているので、ぜひご参考にしてください!

↓↓ 詳細はこちらをクリック ↓↓

パーソルファクトリーパートナーズ職場インタビュー