短期バイト・期間工・製造派遣って何が違うの?メリット・デメリットを解説

短期バイト・期間工・製造派遣って何が違うの?メリット・デメリットを解説 工場・製造のお仕事解説

この記事を書いたのは

パーソルファクトリーパートナーズ
人材採用部 担当:ねこじ


工場の求人情報をみていると、

  • 短期アルバイト・パート(短期バイト)
  • 期間工
  • 製造派遣社員

と、複数の雇用形態があることに気づいた方もいるのでは?。工場では、同じ職場・同じ作業内容のお仕事でも様々な雇用形態の方が働いているケースがあります。

カンタンに説明すると、短期バイト・期間工・製造派遣の違う点は、「働く期間」と「雇用主」です。

それでは今回は質問の多い、「短期バイト・期間工・製造派遣って結局何が違うの?」という疑問に対して、各雇用形態の詳細とメリット・デメリット合わせて紹介します!

短期アルバイト・パートのメリット・デメリット

短期のアルバイト・パートは、1日だけの単発のお仕事から2~3か月限定のお仕事など勤務期間が様々です。そのためご自身の働きたいタイミングや期間に応じてお仕事を選ぶことができ、自分の予定や家庭の都合を優先して働くことができます。お仕事の内容は特別なスキルを必要としない、カンタンですぐ覚えられる作業がほとんどです。

もちろん製造業においても、シーズンが決まっている商品や製品は、繁忙期期間中、短期のアルバイト・パートの募集があります。毎年10月ごろには年末に向けて短期アルバイト・パートの求人が出始める時期となり、応募をお考えの方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな短期アルバイト・パートのメリット・デメリットは下記となります。

短期アルバイト・パートのメリット

  • 勤務日数が決まっているので、自分の都合や予定に合わせて働くことができる
  • 人手が必要な時期の募集なので、比較的採用されやすい

短期アルバイト・パートのデメリット

  • すぐにできる簡単な業務が多いため、スキルが身に付きにくい
  • スポットのお仕事の場合、収入が不安定

特徴:学業がお休み中の学生や、一定期間だけ働きたい主婦の方などに人気の働き方です。

期間工のメリット・デメリット

製造業の中でも、特に自動車製造工場の求人でよく見かける”期間工”。期間工とは、一般的に「働く期間が決められている契約社員」のことです。
製造派遣社員と似ている雇用形態ですが、「派遣社員」の場合は雇用契約を結ぶ相手は派遣会社です。そのため給与や手当ても派遣会社から支払われます。一方、「期間工」は働く企業と直接雇用契約を結びます。手当てや給与、福利厚生などは、全て雇用主である企業の規定の則って受けることができます。

ネット上でも、「ガッツリ稼ぐことができる」とよく口コミがみられる期間工ですが、メリット・デメリットは下記となります。

期間工のメリット

  • 寮費や光熱費が無料または格安の求人が多く、短期間でまとまった収入を得られる
  • 雇用されている企業の福利厚生を受けることができる
  • 大手企業の正社員に登用されるチャンスがある

期間工のデメリット

  • 勤務地・配属先を選ぶことができない求人が多い
  • 採用は経験者から優遇されるため、未経験者の場合採用されにくい傾向がある
  • 重労働の仕事や交代勤務に慣れるまでが大変

特徴:体力があり、将来のやりたい事に向けてお金を貯めたいという、比較的若い年齢層の方に応募が多い働き方です。

製造派遣のメリット・デメリット

製造派遣は「働く期間が決められている契約社員」という点では期間工と共通していますが、先に説明したように雇用主が派遣元の人材派遣会社となります。手当てや給与、福利厚生などは、雇用主である派遣元の人材派遣会社の定めるところによります。

工場の求人の中でも、多くの割合を占める製造派遣のメリット・デメリットは下記となります。

製造派遣のメリット

  • 希望に応じて、職場をよく知る派遣会社の担当者から仕事を紹介してもらえる
  • アルバイト・パートに比べて時給が高いことが多い
  • 派遣会社によってはスキルアップの研修や、資格取得のサポートをしてもらえる

製造派遣のデメリット

  • 契約期間が定められている
  • 派遣に登録をしていても、仕事がスタートしないと収入がない

特徴:求人の種類や条件が豊富にあるため、男女・年齢問わず多くの方が派遣社員として働いています。

まとめ

短期バイト・期間工・製造派遣って何が違うの?メリット・デメリットを解説

大きな違いは雇用主。短期アルバイト・パートと期間工は勤務先の企業と直接雇用契約を結びますが、製造派遣の場合は派遣元の派遣会社と雇用契約を結びます。
福利厚生や給与制度は、雇用契約を結んだ企業の規定の定めるところになります。
また同じ期間限定のお仕事ではありますが、短期アルバイト・パートの場合は、1日からの単発のお仕事もあり、その日のみの勤務が可能となります。

それぞれの働き方にはメリット・デメリットがあります。人によってメリットになる点・デメリットになる点は異なります。まずはご自身がどんな働き方をしたいのか、しっかりと整理をしてから、希望する雇用形態での求人情報を探すようにしましょう。

短期のお仕事の場合は保険に加入できますか?

2021.06.30

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