ぶっちゃけ、定着率ってどうなんですか?工場勤務ってブラックじゃないんですか?
このような質問をよく頂きます。
「実際に当社はブラックじゃないです!!」と強くアピールをしても意味がないと思いますので、当社の事例でこのテーマに関してご説明させて頂きます。
「ブラック企業」はどんな職場?
ブラック企業という言葉が社会に定着してきましたが、
「ブラック企業とは」という明確な定義があるわけではなりません。
厚労省では以下のように説明をしています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、
一般的な特徴として
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
などと言われています。
出典:厚労省 ホームページ
但し、これは労働者がどう感じるかという要素も含んでいますね。
いわゆるハラスメントなどと似ており、「その人がどう感じるか」という点に委ねられることもあります。
具体的に「労働時間が300時間を超える」とブラック企業という定義などがあるわけではありません。
その為、今回は当社の定着率の観点から「定着率が低くないこと」を定義とさせて頂き、
工場のお仕事が「ブラックなお仕事でない」という形で説明いたします。
当社の定着率について
少し前の情報となりますが、2018年上半期(4月から9月)の定着率は、全国の事業所で97.1%になります。
※退職者÷在籍者×100という計算式で算出しています。
100%ではないので、まだやれるべきことがあるのかもしれませんが、よい数字だと考えています。
ちなみに、配属先によっても多少異なるので、事業所拠点ごとのベスト・ワーストの数字もご案内させて頂きます。
▼ベスト3
- 1位:99.4%
- 2位:99.3%
- 3位:99.0%(2拠点)
▼ワースト3
- 1位:91.3%
- 2位:93.7%
- 3位:94.3%
どの職場においても90%を超える定着率となっております。
未経験で工場のお仕事をスタートされる方が多いですが、お仕事を始める前のお仕事相談・説明会で事前にご説明したり、お仕事をスタートしてからの研修やフォロー体制を、しっかり構築している結果であると考えています。
入社してすぐの早期ミスマッチは、お仕事を当社でスタートした方に対しても、良い事ではありません。
ミスマッチをしっかり防止することを大切にしています。
長期でお仕事をしようと思って入社頂いているのに、スグに退職してしまうとお互いにとってもよくないと考えています。
お仕事相談・説明会でミスマッチを減らす
入社してから「思っていた仕事と違う」と思ったときに、早期退職につながる事が多いと考えています。
特に工場や製造のお仕事をしたことがない未経験の方にとって、事前にしっかりとお仕事内容を説明し、イメージして頂くことが大切だと考えています。
当社では、お仕事相談・説明会で、どんな些細なことでも丁寧にお答えします。
具体的に次のような質問でも問題ありません。
- 残業は何時間くらいあるのですか?
- 休日数は何日ですか?
- お仕事開始の何分前に工場に入らないといけないですか?
- 将来、社員を目指したいのですが、本当になれますか?制度や実績はありますか?
- 女性でも働けますか?女性の割合は?
- 中高年でも働けますか?
納得して、お仕事に就いていただくことが大切ですので、聞きにくいことも何でも聞いて、お仕事スタートしていただきたいと考えています。
もちろん、お仕事が始まってからも当社スタッフのフォローがありますので、そこで不満や疑問、悩んでいることはなんでも相談できる環境があります。
まとめ
ぶっちゃけ、定着率ってどうなんですか?工場勤務ってブラックじゃないんですか?
ブラック企業の定義というのはあいまいだったりします。
そこで今回は、当社の定着率をもとに説明させて頂きました。
当社の定着率は97.1%と高い数字だと考えております。(※2018年上期の調査)